ツルです。

一瞬の懐かしさ

同じ「懐かしい」でも、しみじみ浸るものと、一瞬込み上げてパッと消えるものとがある。

後者はやたら、賞味期限が短い。

その数分間の全てが魅力のピークで、始まった途端に終わってしまうクライマックス、という感じ。

それは、地元スーパーの音楽、通学で使っていた無人駅、家族とのドライブで寄った深夜のサービスエリアなんかに、ひっそりと宿っていたりする。